(2014/10/29 asahi中東マガジン掲載)イラクとシリアにまたがる「イスラム国」に対する米国による空爆が始まって1カ月を過ぎたが、長期化は必至という報道が目立っている。欧州諸国による空爆への支援も、足並みは乱れ、さほどの本気度はない。しかし、欧米の論調をみ
朝日新聞の中東特派員をへて、フリーランスの中東ジャーナリスト。中東の動きを追いつつ、中東から見える世界、日本について、Yahoonニュース、WEBRONZA、ニューズウィーク日本版などで発信。著書『シャティーラの記憶 パレスチナ難民キャンプの70年』(岩波書店)『「イスラム国」はテロの元凶ではない グローバル・ジハードという幻想』(集英社新書)『中東の現場を歩く』(合同出版)『イスラムを生きる人びと』(岩波書店)など。 連絡は、kawakami.yasunori2016@gmail.com へ。 ツイッター: https://twitter.com/kawakami_yasu